アイデア部門
応募作品一覧
エントリー番号 | 作品の名称 | 応募者 | 応募概要 | エントリー情報 |
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i001 | 10年後の自転車 = 走る自作パソコン= | 今井健登 | 第5回LODチャレンジデーグループ名:「じつは...」 グループメンバー:今井健登,米村卓,山崎耕平,乙守信行
自転車にスマートフォンが連結できようになった”今”から、10年後の自転車を考えてみました。10年後は、地理情報などのデータを使うと共に、センサー技術として圧力センサー付きペダルや、体温を測定できるハンドルなど多くのハード技術も利用可能となり自作パソコンを組み立てるように「データ」と「ハード」のコンポーネントを組み合わせて自転車を作ることが可能になります。この自転車を使って各種トレーニングを行う場合も、専門家からの指導や、AKBからの応援、またこの自転車で観光地巡りをする場合には、観光案内なが流れるなど、「データ」と「ハード」と「サービス」も自由に組み合わせることが可能となります。 本アイデアを利用した10年後の自転車の想像図のビジュアライゼーション部門へ応募お待ちしております!! | |
i002 | ハートなび♥ | 古川英幸 | 第5回LODチャレンジデー グループ名:ゲノム・マッチング グループメンバー:植木快、清水たくみ、古川英幸、山崎千里
人と人をつなくナビゲーションツール、それが「ハートナビ♥」です。 人々は出会いを希求しています。人と人をマッチングさせるサービスは多々ありますが、それぞれのつながりが増えすぎて適切な結び付きに至らないのが現状です。例えば、相手のデータがあまりにも多く氾濫するあまりに、ノイズとして見極め難くなる例もあるでしょう。あるいは、まだ見ぬ、いい条件のデータを期待するあまりになかなか“結び”につながらないこともあり得るかもしれません。 そんな、きっかけがつかめない人に“実際に人に会うこと”を支援するナビゲーションツールが「ハートナビ♥」です。 ソーシャルメディアの情報を基にした登録ユーザの行動範囲、行動時間、趣味などを解析して、相性をマッチング、更にデートコースを自動的に提案します♥ アルゴリズムが作る機械的なプラン通りに動くことで、 デートを楽しむことができるのか? そこに温もりのある交流がうまれるのか? ソーシャルメディアの向こうにいる誰かとゲーム感覚で参加することで“重すぎない出会い”、“祭りのような高揚感”も期待できます♥ 合コン、同業者との出会い、異業種交流など、任意の目的次第で様々な出会いにも利用できるツールです♥ | |
i003 | 目利きの厳選 地域LOD&ナビ | 小平優衣、下山紗代子、高梨益樹、豊田哲郎、中野圭(五十音順) | 第5回LODチャレンジデー
グループメンバー:小平優衣、下山紗代子、高梨益樹、豊田哲郎、中野圭(五十音順) カリスマキュレーターの選んだ地域情報がおすすめルートとして表示される、地域発信型コンテンツサービスです。 【例えばこんな時】 ・旅行先で、その土地に詳しい人のおすすめスポットを知りたい ・時間に余裕があるので、最短ルートではなく、面白そうなスポットがあったら寄り道して行きたい ⇓ そこで ①その地域に詳しい人(目利き)が厳選したおすすめスポットを登録 ②おすすめスポット情報をLOD化し、ルート案内アプリとして提供 ③アプリで「寄り道ルート検索」をすると、目利きのおすすめスポットを経由するルートが提示される 【このアイデアが実現できると…】 ・アド街ルック天国のような地域の選りすぐりがLODに! ・店舗などの商業施設に立ち寄る人が増えて地域の経済効果UP! ・目利きファン、同じルートを選んだ人等の情報から、地域をベースに人をつなげる効果も! ********************** 「目利きの厳選 地域LOD&ナビ」をアプリとして実現しませんか? 本アイデアを利用したアプリのエントリーをお待ちしています! | |
i004 | マイ アグリゲーター | 佐藤 正一 | 個別のアイデアではありませんが、オープンデータを個人をつなぐ構造を整理しました。代表して応募いたします。 | |
i005 | 猫の手も借り隊 | 古川 英幸, 木村 博巳, 中村 尭, 下山 紗代子 | 【背景】
「地域猫活動」によって、猫たちの管理をする地域が増えてきています。 しかし、一部の住民の理解が得られず、トラブルになるケースも見られます。 そこで、猫に地域の環境センシングという役割を与えることで、地域猫の存在意義を見える化しようというのがこのアイデアの狙いです。 【具体的な方法】 ①環境センシング機器の搭載された首輪等を猫が装着 ②猫が街中を歩き回り、行く先の環境情報を自動測定 ③蓄積された環境情報をLOD化し、二次利用可能な情報として公開 【LOD化する情報】 ・個体識別情報(個体ID、どの地域に所属するか等) ・GPSによる位置情報(現在地、行動履歴) ・環境情報(温度、湿度、照度等) ・映像 【地域猫が街づくりに貢献できること】 ・集められた環境情報を分析し、地域の環境を改善 ・猫レポーターによる街並み紹介のような情報コンテンツの提供 ・データを活用することで、地域猫NPO等の資金調達につながることも期待 ・居場所や行動が把握できるので、地域猫の管理にも役立つ ・飼い猫に装置を付けてもOK!散歩ルートが分かって飼い主も安心 ・すれ違い通信により、単身世帯のお年寄りの安否確認も可能 地域猫と一緒に街づくり、してみませんか? | |
i006 | 電子自治会システム | 小林巌生 | メンバー:
小林巌生 ギフォード・デイビッド 佐藤雄飛 中山照章 館下博昭 オープンガバメント/オープンデータを町内会レベルから考え、実践を試みるアイディアである。 事業計画や予算計画など町内会運営に必要な「町内会スキーマ」を作成し、それに対応したデータ管理・入力支援システムを導入する。入力されたデータはオープンデータ化され、ソーシャルメディア連携やヴィジュアライズなどの手法を組み合わせて個人にオプティマイズされウェブを介して情報共有がなされる。一方で「回覧板」などの既存のアナログ情報媒体はタブレット端末(Kindle Paperwhite等)で置き換えることでシニア世代にも扱いやすい状態でかつ、ウェブとのインタラクション機能も保持したかたちでこれを代替する。従来は実現できなかった幅広い世代に対してより多くの情報が良く届けることが可能となる。 <インター町内会データ> 「町内会スキーマ」を周辺町内会と相互運用することにより、周辺町内会とのデータネットワーク「インター町内会データ」が実現される。インター町内会の相互監視によりデータはより精緻化され精度が上がること、そして、相互の交流がうまれやすい状態ができるため、町内会を横断した活動がうまれるなどのダイナミズムも期待ができる。 また、オープンデータにより区政や市政への活動実績や課題のフィードバックも効率的に行えるようになる。さらに、区政や市政などより上位でのオープンデータ化が進めばそことの接続も可能であると考えられる。 <住民参加> 情報のリーチが広がることで町内会運営に関する住民の関心が高まることが期待できる。 町内会におけるコミュニケーションの場を「寄り合い」などのリアルな場に加えて、ソーシャルメディア等ウェブにも開き、これまで仕事で忙しく町内会のコミュニケーションに参加できなかった住民に対しても場を開いていく。そうしてコミュニケーションの密度をあげながら新しい人材の掘り起こしと町内会の活動の活性化を図っていく。このような町内住民参加のためのシステムをオープンデータと併せて確立していく。 <まとめ> 先のLODチャレンジデーでのワークショップでは「地域の断絶や溝について考える」というテーマが与えられた。 参加者みんなで話をしたところ、「隣近所の住民とのコミュニケーションの不在」、「昼間は他所へ働きに出かけ、地元は寝に帰るだけ」、「地域活動に参加できていない」等の問題意識が共通してあることがわかった。 この問題は、オープンガバメント/オープンデータに取り組もうとしている日本もまた抱えている問題と通じる部分が多い。本アイディアでは、より身近である「町内会」に焦点を当てることで自分事としてオープンデータの活用に関して効果的であると考えられる情報系のイメージを描いた。 オープンガバメント/オープンデータを推進する上で、国が進めるトップダウンによる施策に対して、本アイディアにあるようなボトムアップによるアプローチの方がオープンガバメント/オープンデータのメリットや活用のされ方について直感的に理解しやすく、人々に受け入れられやすいと考えられる。今後、国や自治体のオープンガバメント/オープンデータの取り組みが生活に即したものになることを期待する。 | |
i007 | LODでゲノム情報と地域をつなぐ「体質ナビゲーション」 | 生島高裕、下山紗代子、豊田哲郎、本橋仁、山崎千里 | ヒトのゲノム情報は日々解明が進んでいます。
高血圧や熱中症などになりやすい遺伝的体質を持った人が わかるようになりました。 「体質ナビゲーション」は、自分が今いる地域の気候が自分の 体質にあっているかをリアルタイムでスコア化し、 また住みやすい地域はどこかをナビゲートするシステムです。 また、発展形としてゲノムで決める旅ナビゲーション「20XX年 ゲノムの旅」を提案します。これは、ゲノム情報から読み取った 「体質」データと「趣味」「嗜好」データをリンクさせ、個人に合った 旅先を決めるナビゲーションサービスです。 100年後には、それぞれ人の遺伝的な体質にあった家、家具、 町づくり、更には旅先を決めたり心のナビゲーションを行う事が できるようになっているかも知れません!? 利用するデータ: 各地域の気象データ(天期、気温、湿度、風速) 気象データと危険度(高血圧、熱中症など)の対応データ ゲノム情報(体質データ) 趣味データ(イベント、文化財など) 嗜好データ(地域物産情報など) | |
i008 | あなただけの経路選択 ~LODフィルタによるLODルーティング~ | チーム応募:望月正弘,井本大輔,木村博巳,生島高裕,佐藤宏之 | オープンデータ運動の結果、Linked Open Data (LOD)による情報があふれている5年後の世界で必要となる技術を考えてみました。ユーザが目についた気になるデータをピックアップするだけで、さまざまなデータソースからなる膨大なデータを、自分にあった形に体系化できるUI/UXの提案です。
例として、旅行のルート計画を立てる際に、膨大なグラフ構造を持つデータから時間、カテゴリ、好みなどに関する共通項を分析しデータのフィルタリングを行うイメージと、実現時のスタートレック風UIを示しています。 ※2012.10.27 第5回 LOD チャレンジデーにて結成したチームによる応募です。 | |
i009 | 食物連鎖LOD | 野村浩貴 | 【100億の人口と生植物多様性を支える地球環境を築く】
今後、予期されている世界的な人口増加を起因とした、「水資源」「食糧」「エネルギー」「医療・衛生」「貧困」「環境」「生物多様性」、こうした分野の課題に情報技術を通じて貢献していきたいと考えています。 例えば、「水資源」という分野の課題に対して、海水を淡水に浄化させる技術が開発されているように、現在、上記の諸問題解決の為に、分野別に対策はなされているように感じています。 世界共通の課題に対して、Linked Open Data のような情報技術が貢献できることは、分野の枠を取り払い、総体的に課題解決の動向を把握できることだと考えます。 今回、提案させていただく「食物連鎖LOD」というアイデアを軸に、世界共通の課題を統合して扱うことができる可能性を追求したいと考えています。 | |
i010 | 「SmartTown」スマートタウンを目指す市民行政参画情報ハブ | 竹内久知 | アイデア部門「SmartTown」スマートタウンを目指す市民行政参画情報ハブ
竹内久知 「俺のゼニはどこへ行った」プロジェクト所属 応募作品の内訳 応募概要 地方自治体アイデア.doc http://goo.gl/QWE3g 参考資料.pdf http://goo.gl/Xo3PW 予算ソリューション.wmv http://youtu.be/FU3rAbXE8q4 「SmartTown」スマートタウンを目指す市民行政参画情報ハブ(町内会を含んだ地域の地域メッシュ)は地方自治体(横浜市)と地域(自治会町内会)と地域住民とが連携して、予算情報、行政サービス情報、所帯・個人情報、天気情報等の住みよい町造りに必要なLODデータを市民行政参画情報ハブに連結させ活用し、「オープンデータ活用ビジネスにより市民が行政に参画し、社会を良くすること、私達の町も良くすること、予算の効果を身近なところで実感してもらうこと」を目的とし、地域から始め、地方自治体へ、さらに全国規模へと市民参画ネットワークを広めていくソリューションとして提供します。 このソリューションは 1.[ベースデータ]15件の平成24年度横浜市予算関連デジタル化済みデータを市民行政参画情報ハブのベースデータとし、この予算関連データとさまざまなLODデータとを連結して活用するためのソリューション。 2.[spending.jp]横浜市予算関連データを可視化し、より解りやすく情報公開し、学習し、理解するためのソリューション。 3.[市民行政参画情報ハブ]ネットワークによる投稿・コメント・意見・議論・タグ付け等により地方自治体、自治会町内会、地域住民が対話するための手段と地域のさまざまな情報を地図上へのマッピングする(犯罪、事故、道路工事、防災拠点、信号・横断歩道・街路樹・街灯その他の市民による行政評価情報等)情報ハブ機能を提供するソリューション。 4.[予算提言書]地域住民が自身で考え判断し、予算組替え等の提言等のアクションを起すための手段と、全国地域の自治会町内会とのさまざまな視点よりの比較を行う手段を提供するソリューション。 の4ステップをまとめたトータルソリューションです。(2.[spending.jp]と4.[予算提言書]のアプリケーションはPCとスマートフォーン共通アプリケーションとして開発し、実装済みです) 「SmartTown」実現の具体策の一つとして、産業毎に順次、市民行政参画情報ハブに連結した、LODデータを使用したソリューションの具体化を行います。 その具体策として「ModelHouse3D」は建設業でのLOD活用方法の具体例を示したアプリケーションす。この具体例を参考に建設業、不動産業、その他さまざまな分野用途に応用し、さまざまなソリューション開発に役立ててもらうためのTabletアプリケーションです。 「ModelHouse3D」は建築工事に係る全建築工程写真LOD、全使用建築資材・設備器機写真LOD、建築関連書類LODとその活用ソリューションです。 全建築工程写真LODは工程毎の建物3Dモデル全面にテクスチャとして貼り付けられる写真アルバムで、どんな工事瑕疵も発見可能で欠陥・手抜き・過剰工事を起さない安心と安全な住宅建築を提供できます。 建築写真を発展させた新しい建築工事写真分野の創出により若年者・高齢者の雇用を生み出し所得拡大、中小建設業収益拡大と経済活性化も実現します。 建築関連書類LODにより長期優良住宅とその資産価値を減損させないため手段を提供し、工事・リフォーム履歴の保存により住宅ストック価値を高め、欧米並みの中古住宅流通を実現させます。 中小建設業者最大の課題である展示場にモデルハウスを展示できないことに対して、全工程、全使用建材を開示できるWeb上で3Dモデルハウスを展示することが可能となり、大手建築業者に集中していた建築工事を中小建築業者が取り戻し、売上・所得を拡大させ、経済の活性化を実現します。 | |
i011 | BOOK NETWORK | 秋山梓 | 複数の本から引用される本、芸術作品、時代、地名がある。
相関を視覚化することで、本同士の関連や、複数の本から参照されているものの発見、つながりを把握することができる。 | |
i012 | LSJ2013 〜 サブカルチャー基盤データの応用 〜 | ほえほえ | 【目的】 LSJ(Location Site of Japanimation)はサブカル作品(アニメ, ゲーム, 漫画)舞台の情報データベースです. 元々, 同人ソフトウェア開発者間でのデータ流通, 共有化によるソフト生産性の向上を目的に実装を行なっていました. 複数の作家間でLODを利用したクロスオーバー作品の創発ができないかを考えます. 【LODの特性】 LOD Challenge 2011に投稿したLSJ2012からデータの修正や追加を行いました. 主にNTTレゾナント様のPinQA LOD の舞台探訪(聖地巡礼)データを, DBpediaの作品データと関連付けているデータセットがLSJです. 【LSJ LODを応用するアイデア】 現在は作品に登場した舞台を現実世界の地図にマッピングしたWebアプリをいくつか開発しています. 今後, LSJを基盤にどのような展開が期待できるか検討しました まず正当な進化として, エンターテイメントへの応用が考えられます. 地図アプリと画像の組み合わせはよく見かけますが, サブカル作品中で感動できる名場面はテキストと音楽が重要な要素の場合もあります. 舞台探訪マニアは現地で名場面を追体験したいわけですが, 周辺住民に迷惑をかけずに没入する手法が必要でしょう. (カメラと小説と携帯音楽プレイヤーを持って現地に行く以上のエンターテイメント性を持たせる) 次に訪問禁止地区のマッピングが課題として考えられます. サブカル作品の舞台となっている地域では, 既に住民が苦情をあげている地域もあります. 原因としては次のような事例があります.(R-18作品と住民感情, 混雑による交通マヒ, 私有地への侵入, 訪問客のゴミ問題, 無許可なカメラ撮影, 宗教や風土・慣習の不理解)このような問題を解決するには郷土史や宗教学に関するLODを使うことも必要でしょう. エンターテイメントのために地域の事情を理解することで倫理を徹底します. その上で舞台探訪先の地域にもメリットを持たせる必要があります. 地元経済の活性には作品舞台スポット間での食事, 温泉や土産物の情報がリンクしているとよいでしょう. また, 一般的なスマートフォンアプリで検索しづらい地方のローカルバス, タクシー会社, 最寄りの深夜バス昇降所, ガソリンスタンドの情報も有向と考えられます. エンターテイメントの事情を地域に理解させることで, 町興しやコラボ商品の開発を促すサイトの基盤データとしての活用ができるでしょう. さらに, 作品に登場する街や施設への就職・転職・婚活の支援サイトなども現実的ではないでしょうか. 【まとめ】 サブカルデータ基盤としてRDFを使ったデータ統合は有効です. 作品舞台への旅行を計画するアプリ, 現地で作品の名場面を追体験するアプリだけでなく, 舞台地域の町興しや後継者不足の問題に対応するWebサイトにも活用したい. 詳細は下記サイトでご覧いただけます. http://cheese-factory.info | |
i013 | 個人にとって快適な道案内(ナビゲーションの高機能化) | 渡辺龍、中野友達、白鳥奈緒美、井本大輔 | 地図のナビゲーションの経路案内において、最短・最安な行き方が提示されるのが一般的ですが提示された時間・経路が快適な移動であるかは個々人によって変わります。本アイデアでは年齢や性別などの個人情報、利用されている経路、地図情報などを利用して快適な道案内を提案します。 | |
i014 | LINKAGE | 大友翔一 | 現状ではJAXA/ISAS,JSpecで公開されている月のデータを加工、可視化して一般の方が月惑星を身近に感じられるようなwebサービスとして構築されている。
さらに、論文と動画を検索するをクリックすると、関連するCiNii上の論文とYoutubeの動画をtimeline形式で表示する。 だが、将来的には太陽・地球・惑星・衛星などに関しての画像やX線、dem、等各種データをデータ公開元認可の下で横断的に包括する大規模データーベース、及びそれらから簡便に各種データを検索することを可能とするシステムにしたい。 また、データを動的に生成する機能や、公官庁や研究機関の公開データを横断的に検索結果として表示にするだけではなく、一般の天文愛好家等からの投稿動画や画像のアップロード機能を持ち、観測データ以外にも検索対象に関連する論文等を紐づけられたデータとして扱い検索結果として表示することを目標としたい。 | |
i015 | ワークスペースなび | 佐々木一貴 | 多様なワークスタイルの要求に応える、パブリックスペース活用サービス | |
i016 | その地面大丈夫?〜地盤と地価の関係をLODで探索 | 高橋 陽一 | 東日本大震災においては、埋立地に限らず内陸部の住宅地等でも液状化による被害が発生し、土地に潜在的に潜むリスクに対する懸念から「古地図を参照/確認する動き」が市民レベルで顕著になったことは記憶に新しい。このように、土地或いは住宅について、資産性維持の観点(地価下落のリスクや住宅修繕費用の出費リスク)から、斯様な地盤そのものに潜むリスクを購入取得前に予め把握したいというニーズは高まっているものと考える。
このようなニーズに対して、まず地盤リスクについては、上述の古地図をベースとした評価を想定した場合、目的の対象地がピンポイントで定まっている場合には「人間が地図を読み解き判断する」ことで評価は可能ではある(参考: http://www.gsi.go.jp/common/000061425.pdf )。 他方でこの方法では、例えば「地価と最寄り駅からの距離の関係」で予算範囲内で最適な地価のエリア群を探索するような「任意の条件による機械的な探索処理」には向かない。このようなニーズを想定した場合、「実際の地盤の時層」である「ボーリング柱状図」のデータと各種地価調査データを「リンク」させることで、機械的な探索が行い易くなるのではと考えた。 アイデアの詳細及び想定使用データについては下記のURLを参照 http://goo.gl/fumx1 | |
i017 | あなたのお宅【今日は外干し大丈夫?】 | 高橋 陽一 | 共働きの家庭や一人暮らしの家庭では特に「今朝は洗濯をするべきか否か」は切実な問題。さらには降雨/降雪、花粉、黄砂等の洗濯物を脅かす要素を考慮した場合「洗濯モノを外に干しても大丈夫か」まで含めて、朝の忙しい時間に情報をかき集めて総合的に判断するのは難しく悩ましいもの。そこで、各所で個別公開されている気象予測/観測データ(降水/風/花粉/黄砂など)ならびにユーザの居住エリアの各々のデータを「リンク」させることで、今日は洗濯物を外干ししても大丈夫かを総合的に判定/アシストする。
アイデアの詳細及び想定使用データについては下記のURLを参照 http://goo.gl/0Nhtm | |
i018 | 観光ARアプリケーション | 横浜歴史フィールド・ミュージアムAR | <メンバー>
上野直樹、関口昌幸、秋元慶太、 谷杉歩音、大崎 敬志朗、 朝香貴裕、藤川恵一、嘉門保夫、杉浦裕樹、広田盛一、生島高裕 (1) はじめに ここで展開されるテーマは横浜オープンデータハッカソン&アイディアソンでいろいろだされたアイデアをARアプリケーションということで集約したものです。 従って横浜オープンデータハッカソン&アイディアソン参加者皆さんのアイデアでもあります。 (2)観光ARアプリケーションとは 町情報のオープンデータからの作成とそのコンテンツのAR配信サービスを行います。 ポイントは町情報のAR情報への拡張です。 ARサービスのビジネスモデルとしては、その観光スポットでのAR情報とリアル情報の融合サービスなどが考えられます。 例えば、映画ロケ地で出演者の映像と自分の写真の融合など考えられます。 様々な著作権ビジネスが展開できる可能性があるでしょう。 サービス、コンテンツ、情報が行き交い経済的プラットホームが形成できるでしょう。 (3) モチベーション 町に住まう(住居)、たずねる(観光)という生活の基本的行動において、町の情報は非常に重要なものです。 それでは町の情報が今すぐに入手できる環境にあるかといえば、Webが進んだとはいえまだまだです。 その整備に関して、それを促進する近年の動きが2つあります。 - 1つはオープンデータに基づく、すぐに利用できるデータの増加です。 - もう1つはLODに代表される、ある程度のインテリジェンスを持った情報サービスが、低コストで実現できるようになったことです。 この2つの流れによって早く、ローコストで情報サービスを提供できる環境が整いました。 この状況の変化に乗って、新しい町情報サービス実現を提案したと思います。 (4) 背景のアイデア 1. オープンデータの収集 すでに存在しているオープンデータを収集し、カテゴリー化を行い知識ベースとしてまとめます。 2. 町情報キュレータの情報収集 良い知識、知恵は人が持っていることから、町キュレータを募集しその人たちから情報を収集し知識ベースを構築します。 3. 町キュレータ評価組織 町情報の質の向上のために町キュレータ評価組織を作ります。 これはセマンティックWebの最上位トラスト(信頼)を実現するための組織です。 4. コンシェルジュの育成 町キュレータ評価組織のもとコンシェルジュ、新キュレータの育成を行います。 観光案内などでアルバイトなどのビジネスモデルを作成します。 (5) 具体化 「観光ARアプリケーション」の具体的事例として「横浜歴史フィールド・ミュージアムAR」を検討します。 もう少し絞って「横浜歴史フィールド・ミュージアムAR」のプロトタイプ作成を行います。 | |
i019 | 食品工学と栄養化学がもたらす LOHAS LOD | 鑓水 優行 | LOHAS (Lifestyles Of Health And Sustainability) は健康と持続可能なライフスタイルを重視した価値観.生命科学・医療のLODをLOHASに活用する構想を練り, 実際にLOHAS LODに必要なデータセットをまとめた.これにより子供から高齢者まで状況に応じた安全な食事のメニューの提案ができる.
http://data.linkedopendata.jp/ja/dataset/lohas-lod | |
i020 | みんなで創る音声アシスタント「花之声」 ~あなたのつぶやきがオープンデータになる~ | 川村 隆浩,大須賀 昭彦 | オープンデータをコンシューマ向けサービスに広く普及させるためには,簡単にデータを検索・登録できるサービスが必要だと考えています.
そこで,オープンデータを知識ベースとする音声アシスタントを開発しました. ここでは,ユーザFBを用いた検索精度向上に加え,ユーザ参加型の未知データ獲得の仕掛けに特徴があります. サイトでは,応用事例としてフィールドワーク支援向けアプリ「花之声」を紹介しています.是非,一度ご来訪ください. | |
i021 | Linked Paper | 三宅明日香 | 「Linked Paper」は論文間の内容の類似度を分析することで、関連性の高い論文を表示させるシステムです。
研究を行うためには、ある研究テーマを設定し、それに関連する論文を探し続ける必要があります。通常はCiNiiなどを使ってキーワード検索を行いますが、それだけでは関連する論文を探し出すのは難しいと考えられます。そこで、論文の内容に基づいて論文をリンクさせ、内容が近いものをランキングで表示し、たどっていけるシステムを提案しました。これによって、関連性の高い論文を探し出すのが簡単になります。また自分が検索してきたキーワードでは出てこなかった、意外な関連論文も読むことができるので、考えも膨らむのではないかと考えられます。このシステムは、研究を行う学生や学者にとって有用なものになるだろうと考えています。 ※少々修正いたしましたので、下記のURLのPDFを参照して頂けますようよろしくお願いいたします。(1/31) http://exp.symbiotic.jp/paperlod/contents01.html | |
i022 | Tシャツペディア | 山形巧哉 | Tシャツ、それは”ファッション”の枠を超えた一種のアート、作り手の自我。
その方向性や訴えたいこと(言葉・叫び・夢・・・)すべてが込められている。 無数の服飾の中で、ほぼ”プリントオンリー”で自己主張ができるそれは、ある種の混沌。 本当に欲しいデザインに出逢える確率は非常に低い。 どうやったら、素敵なサイズで素敵なデザインのTシャツに出逢えるか。 そして、見つけたTシャツをどう活かすか。 | |
i023 | 防災のためのオープンガバメント | 越野 亮 | 災害発生時の非難誘導WEBサービス
災害発生時に滞在中の市内エリアの避難場所情報を検索できるサービスです。 一人でも多くの人を安全に現在いる所から一番安全で一番近くの避難場所へ的確に誘導できるアイデア | |
i024 | 日常生活をより便利にする オープンガバメント | 越野 亮 | 小中学の体育館・グラウンド等の情報、
公園情報、 バスの情報、 交通情報、 駐車場情報、 小児科施設に特化した情報、 などを使った日常生活をより便利にするサービスのアイデアです。 | |
i025 | 市民によって市を良くする オープンガバメント | 越野 亮 | ごみ収集情報、
農業情報、 サーバのトラフィック情報、 などを使ったアイデアです。 | |
i026 | ヴァーチャルウォータープロジェクションシステムの提案 | 中野 圭 | 気象庁などが公表している気象データをLODで活用するアイディア。
雲という自然現象を扱ったメディアアート。 ゲシュタルト心理学における人間の認知をテーマとしている。 | |
i027 | Ranking of Author and Journal | 梶浦美咲 | 【概要】
「Ranking of Author and Journal」はCiNiiでの論文検索結果から、その検索キーワードと関連性の高い重要な著者・刊行物のランキングを生成するシステムです。 【研究における問題点】 本来、自分の研究における重要なキーワードが分かったとしても、そのキーワードにおける重要な著者や刊行物が分からず、研究に関連しそうな重要な論文を読むことは困難です。 CiNiiでの現状として、関連著者・関連刊行物を示すカラムが既に存在しますが、そこからは関連性の高いものでのランキングは行われていません。 【解決策】 そこで、キーワードによって検索されたものの中から、そのキーワードに関連性の高い重要な著者・刊行物のランキングを生成するシステムを提案します。関連性の高い著者や刊行物が分かれば、自分の研究に関係しそうな他の論文も読むことが可能になります。 それにより、自分の研究分野に対する理解を更に深めることができると考えられます。 最新説明資料URL: http://exp.symbiotic.jp/paperlod/contents/RankingOfAuthorAndJournal.pdf | |
i028 | SKOS Editor | 長井正彦, Ashik Rajbhandari | SKOS Editorは、RDF/SKOS形式のシソーラスを編集するためのアプリケーションです。アプリケーションの開発には、東京大学地球観測データ統融合連携研究機構の地球観測データの統融合のために重要な観測項目を利用した。SKOS Editorにより、定期的にアップデートされるこのような地球観測語彙を効率的にアップデートすることができます。
SKOS Editorには、2つの機能があります。コンセプトの編集と関連情報の編集です。コンセプトの編集では、語彙の追加、修正、削除ができます。また定義などの編集も同時にできます。関連情報の編集では、Broader / Narrower / Related Conceptsといった関連情報を追加、修正、削除することができます。 SKOS Editorは、プロトタイプシステムが完成したまだ一般公開できない段階でありますが、Web等で公開されているシソーラスを容易にRDF/SKOS形式に変換し、RDF/SKOS形式の情報を容易に編集することができます。 | |
i029 | FreeImproviser | 山口貴弘 | 音楽を自動生成するツールを発展させる。まず、ユーザーが作曲したフレーズの断片などをデータベースとして自由にアップロードしていき、そのなかからアプリケーションに自由にフレーズを組み合わせて即興演奏をさせる。 | |
i030 | iWarn | 山口貴弘 | ユーザーが発信する Warning メセージだけを共有するアプリケーションを作り、配信する。地震速報のようなものをより広範囲に適用したものにする。最終的には Wiki Leaks を個人レベルで実現させることを目指す。 | |
i031 | CiNii 拡張プロジェクト | 山口貴弘 | 論文検索サイト CiNii の機能を拡張し、利便性を高めることを提案します。
・CiNii に登録されている論文を、予め分類しておき、国会図書館のように検索できるようにする。 ・CiNii の RDF データを利用して論文同士の関連性を可視化する。 ・他の論文ベースとの接続し、LOD として拡張する。 ・(ユーザーが) OpenSearch の結果を 4store などの RDF ストレージに蓄積して再利用する。 ・論文検索結果から関連した論文をレコメンドするサービスを行う。 | |
i032 | SUBA LOD | 重光 俊亮 | シロイヌナズナの細胞内局在化部位に関するデータベースであるSUBAを、LOD化します。これにより、TAIRやUniProtKBなどの既存のデータベースのアノテーションをより拡張することができ、バイオインフォマティクスの研究においてデータセットを構築する際に有用です。 | |
i033 | はこだてMap+ 〜LODでつながる函館観光〜 | 公立はこだて未来大学 高度ICT演習観光系プロジェクト | はこだてMap+は、観光客が函館の観光スポットについて「なるほど!」、「おもしろい!」、「おどろき!」のような+α情報を知ることができるアプリケーションです。函館市には函館まちあるきマップという観光コースを掲載した地図があります。この函館まちあるきマップのルート情報をLOD化し、さらに他のLODと組み合わせた観光アプリを開発することで、観光客にとって有益な情報を提供できます。はこだてMap+では、地図上に函館まちあるきマップの観光コースや観光スポットを表示します。観光スポットを選択すると、観光情報だけではなく、そのスポットの歴史に関する情報や、映画ロケ地としての情報などの+α情報を知ることができます。その+α情報を観光客が知ることで、観光スポットに立ち寄るきっかけになり、観光スポットに対する感動が増します。このように、+α情報として、観光客が興味を持つ様々なジャンルの情報を増やしていくことで、函館を訪れる観光客にとって嬉しい情報の提供を目指します。
【利用するデータ】 (1)まちあるきのルート情報 ・函館まちあるきマップ (http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/kankou/hako_machi/) 函館市が提供している、函館の街並みを歩きながら楽しむことできるルートを掲載した紙媒体の地図です。 (2)観光スポット情報 ・函館市公式観光情報サイトはこぶら(http://www.hakobura.jp/) 函館市が運営している、函館の観光スポット情報を掲載したWebサイトです。 (3)+α情報 ・はこだてフィルムコミッション (http://www.hakodate-fc.com/) 函館市が運営している、函館で撮影された映画のロケ地情報を掲載したWebサイトです。 ・函館近代化遺産ポータルサイト(http://hnct-pbl.jimdo.com/ ) 函館の歴史ある土木建築物(ダムや堤防など)の情報を掲載したWebサイトです。このWebサイトは函館工業高等専門学校のPBLで株式会社ノース技研の指導の下に作成されました。 | |
i034 | 世界需要KANBAN(WorldWide Request KANBAN) | 岡野あゆみ、米倉健太 | 東日本大震災では、被災地に向けて世界中から多くの支援物資が送られた。しかし、現地で必要な物資の情報がまとまっていなかったことから、場所によって支援物資の供給に過不足が生じた。これは被災地における正確な需要情報を供給側が把握できていなかったことに大きく起因する。これを解決するために、我々はKANBAN方式という、需要者が必要な物と量を供給者に提示するシステムを用いて、需要の把握を行う仕組みを提案する。これによって、これまでバラバラになっていた需要情報をLODとして一つのデータベースにまとめ、迅速かつ無駄のない供給の実現を可能とする。 | |
i035 | Linクラベル | 片野 実 | Linクラベル:LODを用いた大きさ比較表現の自動生成システム
専修大学 ネットワーク情報学部 沼プロジェクト2013 片野実、世戸口丈耀、平井宏祐、河又翔平、久保田夕貴、小野慎也、紀中一明、須田健太郎、湯山諭、沼晃介 Linクラベルは、ものの大きさの比較表現を、DBpediaなどの情報源を用いて自動的に生成するシステムである。 ものの大きさを数字で聞いても、どのくらいの大きさなのかを直感的に把握することは難しい。そこで「タバコ○個分」「東京ドーム○個分」などというように、他のものと比較することでその大きさにおおよその検討をつけることがよく行われる。 DBpediaなど構造化された情報源を活用することにより、こうしたものの大きさの比較表現を自動的に多数生成することが可能となる。加えてWikipedia等Web上の画像を縮尺に応じリサイズして並べることで、大きさの比較を視覚的に表現することも簡易的に実現する。 DBpediaに構造化された情報が載っていなかったり、「身長」「高さ」など異なるプロパティを対応付けて比較したりする際には、ユーザに情報を入力してもらうことになるが、それらの情報を蓄積していくことで、ものの大きさに関する構造化データを拡充していくことも可能となる。 | |
i036 | 政治活動評価システム | 萩原崇之 | 議員がどのような利害関係の下に行動したのかをオープンデータとweb上のデータを組み合わせることで視覚化し、政治活動の評価の為の基礎とします | |
i037 | GIRLS FASHION LINK | 洞渕彩未 中尾京子 | <企画概要>
女性ファッションは種類も多く好みも分かれるため、おしゃれしたいと思っても情報が混在しており、情報を得るのが困難です。 例えば、おしゃれに初めて興味を持ったとき、書店で雑誌を読んだり、直接ショッピングビルを見に行ったり、ショッピングビルやブランドのウェブサイトから調べたりします。また、初心者でなくても、未知のブランドや新しくできたブランドなどを開拓する場合、大抵同じような方法で新しい情報を入手します。 現在,それぞれのブランドのホームページが整備されたり,雑誌のブランドリストから購入できる通販サイトなどができたり,利用しやすくなっています。しかし,ファッションスタイルを満たすブランドは1つだけではありません。また,自分の好きなスタイルがわからない人はどのような雑誌を読んだり,どのような店に行けば良いのかすらわかりません。 このように、ファッションスタイル、雑誌、ファッションブランド、雑誌等の情報がリンクされておらず、それぞれの情報がバラバラに存在しています。その結果、おしゃれを楽しもうとして、何から手をつけていいかわからず諦めたり、雑誌やブランドを探すのに手間と時間がかかったりしてしまいます。 そこで、これらのファッション情報をリンクすることを提案致します。リンクによって、時間や労力をかけず、効率よくおしゃれを楽しむことをできると考えます。 <効果> ①ファッションスタイルに合った情報提供により、ファッションに関する情報量が増加します。 ②コーディネートから雑誌を推薦したり、スタイル・雑誌・ブランドから商品を推薦したりすることによって、情報入手の手間が省け、スピードが向上します。 その結果、新しいスタイルやブランドに出会うことができ、効率よくおしゃれを楽しむことをできるようになると考えています。 | |
i038 | 動物戸籍 | 鯖江市役所情報統計課 | 動物園の希少動物の戸籍 | |
i039 | 日本語をクエリとした生命科学分野の略語/展開形を検索するWEBサービスの構築 | 藤原豊史(*1)、山本泰智(*2) | ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)にて、生物医学分野における書誌情報データベースのMEDLINEから抽出した生命科学分野の略語およびその展開形とその関連情報からなるAllieデータベースが構築・公開されている。更に、同データをRDF化し他のデータリソースとのリンクを含んだAllieリンクトデータもあわせて構築され、SPARQL Endpointが公開されている(http://data.allie.dbcls.jp/sparql/ )。
Allieリンクトデータでは、一部の展開形に対して日本語表記が付けられていることから、それを利用し、日本語をクエリとした生命科学分野の略語/展開形を検索するWEBサービスの構築を提案する。 ・Allieデータベースを利用した略語およびその展開形のペアを検索するWEBサービス「Allie」がDBCLSにて公開されているが(http://allie.dbcls.jp/)、検索対象が略語および展開形の英語表記に限定されいるので、同サービスを補完するサービスとなる。 ・本サービスを用いることで、日本語の文章を作成する際に日本語表記では文字数が多い単語を、既に英語文献中で広く利用されている略語に変換することによって、文書の可読性を向上させることが期待出来る(例えばイヌコロナウイルスを、その英語表記canine coronavirusの略語CCVと記述する)。 | |
i040 | LOD×既存予測アルゴリズム | 越川兼地(学生), 西村悟史(学生), 森田 武史, 長野 | International Asian LOD Challenge Day でのグループからの投稿
メンバー: 越川 兼地, 森田 武史, 西村 悟史, 長野 伸一 本アイディアは,既存の予測アルゴリズムとLOD とのマッシュアップ案を幾つか 提示し, マッシュアップにより生まれるであろう新たな価値と必要なLOD について考察するものである. 詳しくは添付PDFの説明文書を参照して下さい。 | |
i041 | 自動入力家計簿アプリ | 小銭 悠太 | Tポイントのようなポイントサービスを扱っている企業と家計簿アプリを提供します。
通常、ポイントサービスを扱っている企業は、ユーザーの購買履歴を蓄積しています。このデータを家計簿アプリに転送することで、ユーザーは自分で家計簿の支出の情報を入力する手間が省くことができます。さらにユーザーは、家計簿アプリの入力の手間を省くために、なるべくポイント提携店で買い物するようになると考えられます。その結果、ポイント提携店の売上増加にも貢献するでしょう。また、提携店での買い物が増えることで、蓄積されるユーザーの購買履歴も増加しより多くのマーケティングデータを手に入れることができます。このように、この家計簿アプリサービスは、 今手元にあるデータと既存のIT技術を組み合わせることで、企業とユーザーがWin-Winの関係を築けるビジネスモデルとなっています。 | |
i042 | 「場のデータ」がつくる街のつながり | 木田和海 | 第6回LODチャレンジデー:大久保英徹、渋谷健、木田和海
ある街の小さな飲食店が、様々な方の集うコミュニケーションの「場」になっていることがあります。また、祭りのようなイベントが人々をつなぐ「場」になることもあります。このように街に点在する様々な「場」と、その「場」に行ってみたいと思う人を結びつけることを、LODにより実現させるアイデアです。 【必要なデータ】 ・街にある「場」となりうるモノ・コトに関するデータ(店舗、イベントなどの位置情報と必要な属性情報(主催者、集まる目的、その場で提供するサービスやイベントの内容など) ・ある「場」に行ってみたいと思う人の嗜好に関するデータ(自分がその「場」に期待することが何かが分かるデータ。例えば、落ち着いた雰囲気で自分を見つめなおすことができる「場」に行きたい、など) 【活用イメージ】 ・街の「場」のデータと、個人の嗜好に関するデータをマッチングさせ、その人におすすめの「場」を紹介する。 ・紹介された「場」に訪れ、その人にとっての目的が満たされる。 ・その「場」を切り盛りする側(店主やイベント主催者など)にとっても、すでに嗜好のマッチングができた人が来訪し「場」を盛り上げてくれるため、「場」の活性化につながるメリットを受けられる。同時に収益貢献にもつながる。 ・その「場」でのコミュニケーションから生まれた情報があらたな「場」を生み出す種になり、人と「場」の新たなマッチングが行われる。 このように、人と「場」をつなぎ、その「場」で人と人がつながることで新たな「場」が生まれるサイクルを回すことで、街の活性化につなげます。 | |
i043 | 函館の歴史資料を用いた市民に新たな発見がある写真検索システム | 高橋正輝、奥野拓、川嶋稔夫 | 函館の大量の写真資料の中から市民が新たな発見のある写真を検索できるシステムを提案する。公立はこだて未来大学は、函館市中央図書館に所蔵されている大量の歴史資料のデジタルアーカイブ化を進めてきた。現在、写真や地図、ポスターなどがそれぞれ目録(メタデータ)と合わせて「函館市中央図書館デジタル資料館」(http://archives.c.fun.ac.jp/)のWebサイトで公開されている。公開されている資料の中でも写真資料が最も多く一万点以上存在する。それら写真資料と様々な文献資料を用いることで、写真資料の中から写真間の新たな歴史的関連を見出すことができる。そこで、写真資料と文献資料となる「函館市史 年表編」、「はこだて人物誌」(http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/soumu/hensan/jimbutsu_ver1.0/index.htm)、「函館近代化遺産ポータルサイト」(http://hnct-pbl.jimdo.com/ )をLOD化する。それぞれのLODの関連を辿り、市民に新たな発見のある写真を提示する仕組みを構築する。歴史資料のLODは、歴史研究者や学芸員のための歴史資料を検索する仕組みや、写真資料を用いた歴史観光アプリなどの活用も期待できる。 | |
i044 | オープンガバメント推進CMS | 山形巧哉 | オープンガバメントを進めるにあたり、本当に必要なのは、作り手がいかに意識することなくデータを作成することが出来るかに尽きる。
CMSのプラグイン等によって簡単に登録することが出来れば、自治体の温度差は少なくなり、多くのオープンデータを提供することが出来るのでは。 | |
i045 | Sim - My Town | 渋谷 健 | ※zip内に2つのファイルを格納しています。
ppsファイルは自動再生となっています。 (起動すればスタートします。ENDの文字が出るまではクリック等不要です) 印刷用にはPDFファイルを使ってください。 ○基本コンセプト LODを利用した、リアルな住民参加型のまち創りのゲーム(ゲーミフィケーション) ゲーム“シム・シティ”をモチーフとした、LODを利用したオープンサービス ○目的 オープンガバメントを促進し、まちに関わる人びとで、まちの未来を考える環境をつくること -行政計画、イベントなどの情報発信ツールとしての利用 -地域住民のコンセンサスツールとしての利用 -エネルギー状態、交通渋滞、防犯などのためのモニタリングツールとしての利用 -地域社会への参加を促すツールとしての利用 -防災訓練、救難訓練などの教育ツールとしての利用 まちの情報が一元的に管理されるポータルとしての機能を構築すること だれもが直感的に触れやすい、ゲームのような環境を提供すること ○概略説明 サイバースペース上にLODをベースに、ヴァーチャルに“あなたのまち”を再現 行政の情報を中心に整備し、過去・現在・未来の情報を反映 -過去 : 過去の行政施策の結果などをもとに反映 -現在 : リアルタイムでのまちの状況を反映 -未来 : 都市計画などの行政の計画を反映 PCだけでなく、モバイル環境にも対応し、O2O型サービスにも展開 民業に開放することで、ビジネスを創出する基盤として位置づける -各種サービスをプラグインすることで拡張性を持たせていく -リアルな活動との連携を前提とし、まち全体の活性化を図る 他のまちともつなぎ合わせ、国内外のまちとまちの交流を深め、地域活性を促進 ○提供できるサービス 地域住民向け -地域行政の計画の疑似体験と意見の発信 -自分が思い描くまちの姿の共有 -地域の歴史、地域社会の文化についての学習の場 -地域の人びと同士でコミュニケーションする場 -地域サービスのポータル 地域行政向け -行政からの情報発信 -地域の防災・防犯対策等のシミュレーション -地域サービス開発、リスクマネジメントのための分析データ取得 -他地域に対するブランディング(他地域からの集客・地域活性へのトリガー) 地域ビジネス向け -地域住民へのコンタクトツール(セールス/プロモーションチャネル) -リアルとサイバーで共有するポイントサービスなど -地域内におけるビジネスシミュレーションツール -当該地域におけるビジネス活動の評価ツール ○地域情報のプラットフォームとしての期待 ラグインにてコンテンツ・サービスの拡充 モバイルテクノロジーと連携することでのO2Oサービスの充実 各地域で共通機能を整備することで、地域間相互連携・シナジーの発揮 | |
i046 | Linking research data and articles | 小野 雅史 | ●背景と概要 近年、「ビッグ・データ」や「データドリブン・サイエンス」というキーワードが注目を集めているように、研究開発分野においても、データを中心にした新たな試みが検討され始めている。 例えば、従来では研究業績と言えば査読論文が中心であったが、一部の分野では、データ・ジャーナル等を通して、次世代の研究のために研究成果物であるデータを提供する行為を、重要な業績として積極的に評価するといった取り組みが行われている。 ただし、現状では国際的にも、論文に関する情報はScienceやNatureなどのオンライン・ジャーナルを通して提供され、データに関する情報はGEOSSなどの地球観測データの統合プロジェクト等を通して提供されており、二つの情報の間には距離があるのが実状である。 しかしながら、論文とデータの双方にDOI(Digital Object identifier)のような共通フォーマットのIDを付加するような試みも一部では開始されており、今後は、こうした論文情報と研究データの連携が重要なテーマとなると考えられる。そこで、今回はこのテーマに関連したアイデアを提案する。 ●提案内容 異なる情報を相互に関連付けるための手法・アルゴリズムには様々なものが存在するが、現実問題としては、最新の論文や質の高いデータは有料だったり法・権利関係がややこしかったりするものも多く、時に、高度なアルゴリズムの勉強よりも、必要な材料を集めて分析できるだけの社会的な条件を整えることのほうが難問だったりする。 しかし、論文に関して言えば、本文は有料であってもタイトル・著者名といった書誌情報は公開されていたり、またデータに関して言えば、データは厳しく保護されていてもメタデータは比較的自由な活用が認められるケースも多い。 そこで、論文の書誌情報とデータのメタデータの情報を使って両者を連携するアプローチを提案する。 ●アプリケーションの試作 CiNii ArticlesのOpenSearch APIと「データ統合・解析システム(DIAS) 」が提供するメタデータの情報を使い、両者を関連付けるWebアプリケーションを詩作したが、現在、実験用サーバで試験中の段階で、公開できるまでの条件が整っていないため、今回は添付の資料内での紹介に留める。 | |
i047 | カスタマイズ自在なデジタル地図帳 | 伊藤智章 | もはや高校生の必須アイテムである「電子辞書」。次に来るのは「電子地図帳」です。
携帯音楽プレーヤーの登場で、好きな曲を何百曲でも持ち運べるようになったように、これからは、好きな「地図」を何百枚でも持ち運べるようになります。学校の地図帳、地元の地形図(ものすごく古いものから時代を追って)、かわいいイラストの入った観光案内図、ハザードマップ等々。「あ、これいいな」と思った地図は、ダウンロードかスキャンしてクラウドへ。簡単な位置合わせをすれば後は自動的にアップロード。端末からダウンロードして後はオフラインで持ち運べます。もちろんGPS対応。写真や動画も埋め込めます。スマホじゃ小さいなと思ったら、タブレットでも見られます。 既に、iPhone/iPadアプリ「ちずぶらり」シリーズで実現しつつある技術ですが、まだ個人が自由にアップロードして楽しめるような形にはなっていません(不特定多数に公開する場合は著作権の問題もあります)。この点をクリアできれば、「地図を持ち歩く」「デジタル地図帳で授業」は当たり前の光景になるでしょう。 | |
i048 | 近隣の医院情報の収集 | 小林茂 | 近くの駅のホームには多くの医院情報がある。それらが生きた情報として、スマホアプリで使えたらどんなことができるだろうかを考えてみた。
医院情報だけでなく、お店の開店時間の情報などにも応用できそう。 | |
i049 | 栽培情報LOD | 濱崎雅弘 | ・背景と問題
・農業には環境の影響が大きいが、地域の環境情報を正確に得るのは困難 ・提案するLOD ・様々な農作業情報をLODとして公開する ・プロだけでなく家庭菜園やガーデニングなどアマチュアが積極的に配信 ・期待される効果 ・インターネットを用いた農業集合知 ・植物を用いた新しいセンサーネットワーク <参考となるデータリポジトリ> ・農ライブ http://marukan.cs.shinshu-u.ac.jp/knowlive/ ・信州大学の斎藤・小林研究室が配信している農業現場情報 ・作物の高精細画像や農場の気温・湿度など自動記録し配信している | |
i050 | dataset as a query | 濱崎雅弘 | ・背景と問題
・現場では多くのデータを持つようになったが、その利活用の方法がわからないことも多い ・そのデータを分析したり技術を適用し利活用する技術者・研究者が現場にいるとは限らない ・つまり、データセットと技術および技術者・研究者のマッチングができていない ・提案 ・データセットをクエリとして入力することで、論文や研究者や研究コミュニティを検索できるサービス ・前提となるLOD環境 ・データセットがLODとして公開されている ・論文、著者、研究コミュニティのメタデータがLODとして公開されている ・論文とデータセットの関係性がLODとして公開されている ・論文、著者、研究コミュニティの関係性がLODとして公開されている ・サービスの機能 ・関連データセット検索 ・関連論文検索 ・関連研究者検索 ・関連研究コミュニティ検索 ・期待される効果 ・オープンイノベーション ・データセットの有効活用 <参考となるデータリポジトリ> ・CiNii http://ci.nii.ac.jp/ ・科学研究費助成事業データベース http://kaken.nii.ac.jp/ ・産総研 研究情報公開データベース http://riodb.ibase.aist.go.jp/ |