アイデアの概略説明 |
引越し、確定申告、不動産の購入、結婚など、人生で起こる様々なイベントに対応して、居住地域の関連する複数の役所や施設に届け出たり問い合わせしたりすることが必要になるが、地域毎にコンタクトポイントや窓口を探す手間がかかるほか、提供サービス内容も異なることがある。その一方で、これらのイベントは居住地域を問わず生じるものであり、それに対して期待されるサービスも共通している。急病人が発生した場合に対応して119番通報サービスが地域を問わず提供されているのと同様に、上記の様なイベントに対してはより簡単にアクセス出来る手段があると望ましい。そこで、1. 地域サービスデータセット(各地域で提供されるサービスを抽象化したデータが含まれる)、2. イベントとサービスを関連づけるデータセット(様々なイベントと地域サービスデータセットの項目をリンクするデータが含まれる)、3. 地域サービス提供施設データセット(所在、コンタクトポイント、コンタクト可能時間、地域サービスデータセットに含まれる項目と実際に提供されているサービスをリンクするデータ、サービス毎の条件やコストなどが含まれる)を用意する。これにより、スマートフォンのように現在地が取得出来るデバイスを用いることで、発生したイベントをクエリとすれば、当該地域で受けられるサービス、当該サービスを受けるために必要な手続き、問い合わせ先などが簡単に得られる環境が実現する。 |