セマンティックWebはWebサイト上の情報にセマンティックス(意味情報)を付加して人の代わりにソフトウェアで自動処理できる新しいWebの世界を拓くと期待されている技術で、1999年にMr. Tim Berners-Leeにより提唱されて以来、第二のIT革命を起こす次世代Web技術の有力な候補として注目を浴び、欧米において各種研究プロジェクトが組織され活発に研究が進められております。
このような状況の下で、INTAPと慶應義塾大学SFC研究所は国内外の講師による最新技術動向と将来展望についての講演を通じて、我が国IT関係研究者に本技術についての認識を深めて頂き、今後この研究が促進されることを期待して下記のようなコンファレンスを開催致しますので、多数ご参加頂きます様ご案内申し上げます。
当日はセマンティックWebとXML技術の最新動向、W3C(World Wide Web Consortium)における標準化活動の経緯や今後の動向について国内外の研究者による講演が行われ、その後、企業的見地からのセマンティックWeb関連技術の最新動向についての民間企業関係者による講演が行われます。なお、W3CのセマンティックWebの標準化活動についてはこちらをご覧下さい。
- 日 程
- 2001年10月29日(月) 13:30〜17:30
- 場 所
- 慶應義塾大学 北館ホール(地図)
- (〒108−8345 東京都港区三田2−15−45 電話:03−3453−4511)
- 主 催
- 慶應義塾大学 SFC研究所
- 財団法人 情報処理相互運用技術協会(INTAP)
- 後 援
- 経済産業省(METI)
- 社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)
- 財団法人 インターネット協会(IAjapan)
- 社団法人 情報処理学会(IPSJ)
- 協 賛
- 日経インターネットテクノロジ−
- 定 員
- 200名
- プログラム
- 13:30〜13:35
- 主催者挨拶
- 若松 茂三((財)情報処理相互運用技術協会 専務理事)
- 13:35〜13:45
- 来賓挨拶
- 山中 洋信氏(経済産業省 商務情報政策局 情報通信機器課 課長補佐)
- 13:45〜14:15
- W3C標準化活動の経緯
- 斎藤 信男氏(慶應義塾大学 常任理事)
- 14:15〜15:05
- デジタルライブラリでのダブリンコア・メタ・データ技術
- スチュアート・ワイベル氏(Online Computer Digital Library Center):逐語通訳付き
- Mr. Stuart Weibel, Executive Director, Dublin Core Metadata Initiative, Online Computer Digital Library Center Office of Research
- 15:05〜15:20
- (休憩)
- 15:20〜16:00
- セマンティックWebとXMLの現状と今後
- 萩野 達也氏(慶應義塾大学 環境情報学部 教授)
- 16:00〜16:30
- RDFとRDFスキーマ
- 清水 昇氏(日本電気(株) NECソリューションズ iDC構築運営本部 グループマネージャー)
- 16:30〜17:00
- DAML+OIL、オントロジ
- 今村 誠氏(三菱電機(株) 情報技術総合研究所 音声・言語処理技術部)
- 17:00〜17:30
- メタデータ応用システム
- 豊内 順一氏((株)日立製作所 システム開発研究所第一部 主任研究員)
- 司会 : 神原 顕文((財)情報処理相互運用技術協会 技術部長)
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