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2017年3月11日(土)に東京大学本郷キャンパスにて、LODチャレンジ2016授賞式シンポジウムを開催いたしました。

LODチャレンジ2016の受賞作品の表彰とともに、招待講演、受賞者の方々による作品のデモンストレーションが行われました。

総勢130名もの方々にご参加頂くことができ、企業活動や研究、シビックテック活動や個人での活動等において様々な取り組みを進められてきた皆様から学び、そして交流を深めることができました。

目次


LODチャレンジ2016受賞作品の表彰

部門賞


LODチャレンジ2016授賞式_部門賞受賞作品紹介user858518Docs.com


アプリケーション部門

最優秀賞(賞金額10万円)

作品名 応募者名
Sakepedia 〜日本酒を飲んで、オープンデータをつくろう〜
飯島 照之、板垣 真太郎


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<審査講評>
本作品は日本酒と酒蔵のLODを発展させ、テイスティング情報をクラウドソーシングで入れられるようにしたLODです。オープンなデータをみんなで作っていこうという仕組みの提案とその実践が素晴らしいです。前年度のデータセット部門への応募をきっかけに協力者を得て、アプリケーションの実装を進めたという点は、まさにLODチャレンジのコンセプト「Open=つながる」を体現した作品であり、最優秀賞に選出させて頂きました。

 

優秀賞(賞金5万円)

作品名 応募者名
観光語彙基盤を用いた新宮町LODの作成と意味検索システムの開発
槇 俊孝

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<審査講評>
本作品は、地域データをLODとして整理しSPARQLエンドポイントを公開した上で、質問文を意味解析してSPARQLクエリに変換して解答を提示する「しんぐうコンシェル」として公開されています。このアプリケーションは、LODの特徴である意味処理を積極的に取り入れた非常に意欲的な取り組みであり、今後のさらなる発展を期待しています。


データセット部門

最優秀賞(賞金10万円)

作品名 応募者名
GSJ LD

産業技術総合研究所地質調査総合センター 内藤 一樹

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<審査講評>

地質というこれまでにない分野において、文献や標本、地図画像といった各種研究資源をLODで公開しています。研究資源の公開共有は重要な課題であり、素晴らしい取り組みです。今後DOI等外部の研究リソースにつながっていくことで、応用が広がることを期待します。


優秀賞(賞金5万円)

作品名 応募者名
農作業基本オントロジーに基づく農作業名称のデータ
朱 成敏、武田 英明、法隆 大輔、竹崎 あかね

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<審査講評>

しっかり設計されたオントロジーに基づいて構築された、品質の高いデータセットである点を高く評価いたします。様々なITシステムの応用が求めらる農業分野において、基本となる名称を網羅性が高くカバーしていることからも、今後の展開が期待されます。


アイディア部門

最優秀賞(賞金10万円)

作品名 応募者名
可視化法学(法律の構造を情報技術を使って可視化する)
芝尾 幸一郎

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<審査講評>

法律というパブリックドメインのデータを使い、法律同士のLinkを作り出すという非常に素晴らしい取り組みです。今回は法律1つ1つですが、条文や名称、法律のバージョンなどにもそれぞれ識別子を与えることも可能であり、可能性でゆけば判決文等にも適用が可能なのではないかと考えられます。より細かな関係性や傾向など、今後の研究が期待される分野であり、法律を技術の観点から組み直す際の第一歩と言えます。


優秀賞(賞金5万円)

作品名 応募者名
郷土かるたで地域おこし・教材作成
高橋 菜奈子

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<審査講評>

郷土かるたをLOD化するという極めて新規性の高い取り組みであり、関連団体と交渉して入手できたデータを実際にLOD化した上で、今後の展開のアイディアについても具体的にまとめられている点を評価いたしました。上毛かるたに代表される郷土かるたは日本各地に500種類以上あり、人物起点や観光観点など、今後様々なつながりが生まれることが期待できる作品です。


ビジュアライゼーション部門

最優秀賞(賞金10万円)

作品名 応募者名
bibliomaps ビブリオマップ神戸版
杉本 達應

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※受賞者ご本人ご欠席につき、実行委員長が代理で作品紹介を行いました。

<審査講評>

オープンで良質な日本語のテキストである青空文庫を対象にして、地名を軸に構築したデータを趣のある作品としてまとめている点が素晴らしいです。オープンデータの活用という観点と、強く印象に残るビジュアルという観点の両方において高く評価いたしました。さらにDBpedia Japaneseなど他の日本語オープンデータと繋いで別の文脈を可視化するなどの発展性も期待できます。


優秀賞(賞金5万円)

作品名 応募者名
マイっぷ
服部 洋明、兼松 篤子、遠藤 守

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<審査講評>

ユーザーが地図上にメモを登録したり、オープンデータセットを読み込んで表示したりと、あらゆる活用が可能なアプリケーションです。まさに「世界を自分の色に染める」コンセプトを体現しています。アプリケーションの完成度も高いですが、思わず触ってみたくなるインターフェース、地図にオープンデータを配置するという発想はビジュアライゼーションツールとしても非常に強力と考えます。今後の普及の加速を期待しています。


基盤技術部門

最優秀賞(賞金10万円)

作品名 応募者名
Tweet2LinkData
小池 隆

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<審査講評>

SNSを利用することで、誰でも簡単にオープンデータの作成に参加できるという汎用性の高い仕組みであり、オープンデータの推進に大きく寄与する作品です。既に本作品を利用して貴重なオープンデータが公開されている点も高く評価いたしました。今後本作品が様々な分野において利用され、多くの人が楽しみながらオープンデータに参加することが期待できます。


優秀賞(賞金5万円)

作品名 応募者名
Simple LODI
上田 洋

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<審査講評>

つながるデータの世界を作っていくためにはLinked Dataの原則を守ることは重要ですが、この原則どおりにデータを公開するための技術的な障壁が高いという現状があります。本作品は理念と現実のミッシングリンクを埋める基盤として極めて重要な取り組みであり、今後広く普及していくことを期待します。



テーマ賞(賞金3万円)


LODチャレンジ2016授賞式_テーマ賞受賞作品紹介Linked Open Data チャレンジ Japan 実行委員会Docs.com



データサイエンス賞 

作品名 応募者名
世界最高精度のオリジナル犯罪予測アルゴリズムを用いた先端防犯プラットフォーム
梶田 真実、梶田 晴司

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<審査講評>

既存手法よりも高精度で予測できる犯罪予測アルゴリズムの可能性を高く評価します。応募時点では、シカゴと東京都のオープンデータを用いたデモンストレーションでしたが、今後、分析対象となる犯罪発生情報のオープンデータ化が進めば、警察・自治体と防犯ボランティア団体・市民をつなぐ、より効率的な防犯プラットフォームとなることが期待できます。オープンデータの推進とアルゴリズム精度の実証による発展を期待します。


IoT賞 

作品名 応募者名
加速度センサーを用いた地震計測ネットワーク
震度計測センサーユニット
加速度センサーユニットで観測された地震情報
加速度センサーで観測された地震波形のビジュアライズ
横浜市立大学金研究室

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<審査講評>

センサーで取得した加速度を元に地震の震度を判定し、取得した震度と波形をオープンデータとして公開することができる作品です。複数センサー間での連携やセンサーとカメラ・マイクとの連携したアプリケーションも提案されており、今後の広がりを感じました。IoT×LODの可能性を感じさせてくれた本作品をIoT賞として表彰いたします。


公共LOD賞

作品名 応募者名
With Kids Team Ikeda-A

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<審査講評>

子供の年齢に応じた地域の観光情報という、現実に需要があり話題性の高いテーマに挑戦した作品です。シンプルで初めて使う方にも分かりやすく設計されているアプリケーションである点と、子育て世代のニーズを汲み取って自販機やトイレの場所のデータも統合されている点を高く評価いたしました。これらは公共データが広く利活用されるための手本となる取り組みであり、益々のオープンデータ利活用推進を期待いたします。


公共アプリケーション賞

作品名 応募者名
地域密着型 子供向け本お薦めアプリ「なによも?」 子ども応援隊 by CODE for IKOMA

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※受賞者ご本人ご欠席につき、実行委員長が代理で作品紹介を行いました。

<審査講評>

市立図書館の子供向けの蔵書を子供が自ら直感的に探すことができ、実際に図書館の予約システムに接続されています。CODE for IKOMAの活動として地元図書館や学校関係者との密接な連携が述べられており、年内の実運用の計画や、オープンソース化・他団体への提供についても言及されています。公共性の高いアプリケーションであるため、生駒市内での運用が成功し、全国展開の礎となることを期待し、ここに表彰いたします。


教育LOD賞

作品名 応募者名
教科書LOD
江草 由佳、高久 雅生

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<審査講評>

2020年度から小学校・中学校の学習指導要領の改定が計画されている中、教科書の書誌情報と対応する学習指導要領の情報がLOD化される意義を評価しました。本作品では、1992年以降の学習指導要領に対応した教科書がLOD化されていますが、それ以前・将来の学習指導要領への発展も期待できます。また、学校教育の研究以外での活用と、今後導入されることが考えられる「デジタル教科書」への対応も期待します。


エンターテインメントLOD賞

作品名 応募者名
声優LOD
関井 祐介、江上 周作、飯島 照之

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<審査講評>

本作品からは並々ならぬ声優とアニメへの愛と情熱を感じました。WikipediaやDBpediaでは構造化されていない、声優やアニメ作品のデータを抽出し、RDFを用いて精緻に構造化している点を高く評価しました。今後監督やプロダクションの情報も充実させると、さらに声優LODの有用性や価値が高まることが期待できます。声優、アニメ、クリエイターのデータバンクに発展することを期待し、ここに表彰いたします。


LODプロモーション賞

作品名 応募者名
オープンデータのうた
ししょまろはん

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<審査講評>

歌という新しい形の作品であり、オープンデータについて優しいトーンで丁寧に解説されています。データは公開されることで、第三者によって新たな価値が創出される可能性を秘めている、というオープンデータの意義を伝える内容となっており、オープンデータ、ひいてはLinked Open Dataの推進に大きく寄与する作品である点を高く評価いたします。


アクセシビリティ賞

作品名 応募者名
三島コロッケ電話
Code for Numazu

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<審査講評>

このアプリケーションは、電話を使って名物の三島コロッケ屋さんを案内する音声ガイダンスです。所定の番号に電話してプッシュ番号で対話すると、ランキングや近くの名店を案内してくれます。地図やGPS前提のアプリや研究・開発はデジタルデバイドの危険をはらんでいます。人は元々、音声だけで道案内できます。空間情報の活用の新たな可能性に気づかせてくれた本作品に、アクセシビリティ賞を送ります。


学生奨励賞(賞金3万円)


LODチャレンジ2016授賞式_学生奨励賞受賞作品紹介Linked Open Data チャレンジ Japan 実行委員会Docs.com


作品名 応募者名
CSV-X: A Linked Data Enabled Schema Language, Model, and Processing Engine for Non-Uniform CSV
Wirawit Chaochaisit

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<審査講評>

本作品は設定したスキーマに従ってCSVからRDFへの変換が可能であり、オープンデータのLOD化をサポートする新たな基盤としての可能性を見せてくれました。特にプログラミング言語を使用しないユーザにとって利用価値があり、本ツールの使い方を学ぶことで多くの複雑なCSVがRDF化されることでしょう。今後のさらなる発展に期待します。


作品名 応募者名
通勤・通学情報を可視化することによる混雑緩和策の検討
tantan  

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<審査講評>

バスの混雑という身近な問題に着目し、通勤・通学情報の可視化と混雑の予測を可能にするために、約一年間、バス停待ち行列の人数や実際にバスに乗ることができた人数をカウントして、データセットを作成した努力に敬意を表し、表彰いたします。データセットのLOD化や予測Webアプリの開発など、今後の発展に期待いたします。


作品名 応募者名
NISHIMARO DIARY
本間 知生

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<審査講評>

本作品は、横浜市西区のオープンデータとマスコットキャラクターを効果的に活用し、完成度の高い観光アプリとして仕上がっています。実際にまち歩きをすることで報酬が得られる位置情報ゲームの形式をとったことも、現在の社会的注目度の観点から評価いたします。作品の完成度を高めるために長期的な計画を立てて実行しており、今後のさらなる発展に期待しております。


プラチナスポンサー賞(賞金5万円)


LODチャレンジ2016授賞式_Platinumスポンサー賞user858518Docs.com


朝日新聞社賞(株式会社朝日新聞社)

作品名 応募者名
My 防災ノート
佐野 大河、木村 汐里

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※受賞者ご本人ご欠席につき、実行委員長が代理で作品紹介を行うとともに、朝日新聞社の川田様に賞の選定理由をお話し頂きました。

<審査講評>

同様のアイデアやコンセプトによるアプリは有リますが、本アプリのユーザーエクスペリエンス/ユーザーインターフェイスはまさに驚異的。「よくぞ、ここまでの使い勝手の良さを実現した」と一同感嘆しております。世の中のニュースを「伝える」だけではない、社会課題解決模索型報道(ソリューション-ジャーナリズム)を目指す朝日新聞社賞に相応しいと考え賞します。


NTTレゾナント賞(NTTレゾナント株式会社)

作品名 応募者名
インバウンド対応観光アプリAfter Fiver(汎用版)
AfterFiver開発Team

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※NTTレゾナント様ご欠席につき、実行委員長が代理でプレゼンターを務めました

<審査講評>

東京オリンピックを控えたいま、特に観光アプリにLODオープンデータを用いた本アプリに光るものを感じました。今後のさらなるご活躍を期待しております。


科学技術振興機構賞(国立研究開発法人科学技術振興機構

作品名 応募者名
JST-LODCクエリソン成果
「JSTリンクト・データ(大規模文献情報・シソーラス)を使い倒そう!」参加者一同

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<審査講評>

イベントへの参加ありがとうございました。高校生・研究者・企業とさまざまな背景の人間が集まり共にデータに向き合う姿は、LODチャレンジならではの光景だったと思います。作品の中には限られた時間の中にも関わらず高度なクエリも見られ、それぞれの発想と苦労を伺うことができます。今後の皆様の活躍により、オープンデータ利活用がより一層推進されることを期待しています。


Inspire the LOD賞(株式会社日立製作所および株式会社日立コンサルティング

作品名 応募者名
エリアベンチマーキング:統計LODで似ている町を探してみよう
オオイシナオヤ

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<審査講評>

統計LODのデータを活用して、実際に世の中で役立たせる具体的なアイデアである点を評価しました。統計LODやRESASをはじめ、使えるデータがますます増えていくと思いますので、分析結果をブラッシュアップするとともに、地域活性化などの具体的な施策に結び付くアイデアの更なる創出を期待します。


LOD for 地方創生賞(富士通株式会社)

作品名 応募者名
観光語彙基盤を用いた新宮町LODの作成と意味検索システムの開発
槇 俊孝

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<審査講評>

本作品は観光をテーマに、観光語彙基盤の設計、福岡県新宮町の観光データの作成、ポータルサイトの構築、公開を行っています。自治体の方々と協力して、こうした総合的な取り組みを行っている点を高く評価しました。また、地域再生法で観光の振興が挙げられていることもあり、今回のような取り組みが今後重要になっていくと思われます。さらなる改良、他の地方への展開など今後の発展を期待します。


ゴールドスポンサー賞

※賞金ではなく賞品が授与されます


オントロジー賞(オントロノミー合同会社

作品名 応募者名 賞品
農作業基本オントロジーに基づく農作業名称のデータ
朱 成敏、武田 英明、法隆 大輔、竹崎 あかね Raspberry Pi 3 Model B

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<審査講評>

あなた方は農業分野における作業語彙の統一を目的に、理論的にもしっかりとした本格的なオントロジーを構築したのみならず、その成果を誰もが閲覧しやすいウェブサイトとして公開しています。理論から実際までの総合的な観点から見て、抜きんでていると評価し、オントロジー賞にふさわしいと判断しました。更なる農業語彙とオントロジーの拡充を期待してオントロジー賞を授与します。


Yahoo! JAPAN賞(ヤフー株式会社)

作品名 応募者名 賞品
震度計測センサーユニット
横浜市立大学金研究室
Yahoo! JAPANノベルティグッズ一式

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<審査講評>

課題解決的な観点から選考させて戴きました。地震以外の環境ノイズとの峻別やセキュリティなど、まだ技術的な問題があるのかもしれませんが、地震の多い日本には本当に必要なテーマだと考えます。


パートナー賞

※賞金ではなく賞品が授与されます


5つ星オープンデータ賞(株式会社jig.jp

作品名 応募者名 賞品
DisasterAvoidance
crssnky Ichigojam(Get Started Set)

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※受賞者ご本人及びプレゼンターのjig.jp様ご欠席につき、実行委員長が代理で賞の選定理由をお話しさせて頂きました

<審査講評>

全国の5つ星オープンデータに対応し、とてもシンプルで分かりやすい作品です。自治体が直接公開している避難所やAEDなどの情報を使っているのでデータ信頼性も高く、避難所へのナビに加え、その場所をSNSを使って家族や友人にも簡単に知らせることができる点も高く評価しました。


ししょまろはん賞(ししょまろはんラボ)

作品名 応募者名 賞品
キロク乃キオク
ハウモリ
「たべまろはん」データより京都のおいしいものとそれが出てくる図書  

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<審査講評>

古写真のオープンデータ化を通じて、地域に残された記録を伝える活動であり、LocalwikiやWikipediaの情報と合わせて、さらに地域の情報を「感情」としてキロク乃キオク上に再編集し、見せている点に地域アーカイブの可能性を感じました。


Statistics Japan賞(総務省統計局、独立行政法人統計センター)

作品名 応募者名 賞品
政府統計API利活用支援システム「API Search Engine」&「StatApiMagic.js」
林 正洋    
統計局グッズ

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<審査講評>

あなたの作品は、政府統計の総合窓口(e-Stat)より提供している統計データの利活用範囲の拡大やアプリケーションの開発速度の飛躍的な向上が期待でき、今後、統計データを利用したアプリケーション開発を始め、様々な場面での統計データ利用に貢献いただけるものであります。よってここに「Statistics Japan賞」を贈り表彰いたします。


DBpedia賞(DBpedia Japanese)

作品名 応募者名 賞品
PROLOQL Extension
NBKN
DBpediaグッズ

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<審査講評>

本作品はDBpediaを用いて用語理解の支援をするブラウザ拡張です。言語学系LODの応用例として興味深く、応用範囲が広いと考えられます。今後の発展に期待します。


LinkData.org賞(一般社団法人リンクデータ)

作品名 応募者名 賞品
教えてN子さん
秋山 梓  
LinkDataノベルティグッズ + ソフトクリーム券(LINEギフト)

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<審査講評>

「情報をいかに人に伝えるか」という観点から、今後はオープンデータ活用においても対話型のインターフェースが重要になると考えられます。本作品では最新の対話型ボット技術が取り入れられており、また既存のオープンデータを組み合わせて情報提供することに挑戦した点を高く評価いたします


招待講演

招待講演①「LPD (Linked Personal Data)」

講師:東京大学 大学院情報理工学系研究科 ソーシャルICT研究センター 教授 橋田 浩一氏

 PDS (Personal Data Store) とは、個人(または代理人)が本人のデータを自ら活用したり、他者と共有して活用するための仕組みです。本講演では、実際に存在するいくつかのPDSについてご紹介いただくとともに、特に個人でも事業者でも利用できるPDSとしてのPLR (Personal Data Repository) とその利用ケースについてお話頂きました。

 また、PLRの仕組みについてご解説頂き、パーソナルデータをLinked Dataとして表わすことで、アプリケーションを簡単に開発でき、PLRを既存のシステムやアプリケーションと連携させることが容易になるというお話がありました。

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20170311LPD (Linked Personal Data)Linked Open Data チャレンジ Japan 実行委員会Docs.com


招待講演②「法人番号・法人インフォメーションの利活用の推進」

講師:経済産業省CIO補佐官/公認情報システム監査人(CISA) 満塩 尚史氏

 マイナンバー法では、「個人番号」以外に、行政機関や法人に対して同じ形式の「法人番号」が付与されました。2017年1月からサービスを開始した「法人インフォメーション」(http://hojin-info.go.jp)では、国の機関で公表している法人情報を、法人番号をキーにして検索・閲覧することができます。

 法人インフォメーションでは、法人情報の検索サイトを提供するだけではなく、法人情報をLinked Dataの形で公開されています。本講演では、法人インフォメーションで活用されている語彙基盤についても詳細にご解説頂き、民間企業との連携や電子政府でどのように利活用できるのかご紹介頂きました。

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20170311法人番号・法人インフォメーションの利活用(LODチャレンジ)Linked Open Data チャレンジ Japan 実行委員会Docs.com


デモ見学

デモ会場では、受賞者の方々とスポンサー各社様によるデモ展示が行われました。

毎年参加者の方々にご好評をいただいている企画です。

実際の受賞作品や製品に触れ、議論を深めることができたのではないかと思います。

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LODチャレンジ2016開催報告

実行委員長の下山から、LOがはチャレンジ2016の開催報告として、2016年度の実行委員会の活動や成果について発表を行いました。

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LODチャレンジ2016開催報告Linked Open Data チャレンジ Japan 実行委員会Docs.com


東日本大震災復興支援

本シンポジウムが開催された3月11日は2011年に東日本大震災が起こった日でした。

震災発生時刻の14:46には参加者全員で1分間の黙祷を捧げ、被害に遭われた方のご冥福を祈りました。

また、受付に募金箱を設置し、参加者の皆様からの義援金を募りました。

集まった義援金と公式ロゴTシャツの売り上げ金合計27,500円は、日本赤十字社を通じて寄付させて頂きました。

ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました。


おわりに

年度末のお忙しい時期にも関わらず、本シンポジウムにはたくさんの方にお集まり頂き誠に感謝申し上げます。

参加者の皆様の活動が、この場からまた次の展開につながっていくことを心より願っています。

LODチャレンジは2017年度も開催いたしますので、さらに多くの方々のご参加をお待ちしております!!


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